電子書籍リーダー「iLiad (イリアッド)」買ったよ

e-ink社*1電子ペーパーを採用したiRex社*2電子書籍リーダー「iLiad」*3を衝動買いしてしまった。15日の朝に注文したら、ドイツの在庫がその日の深夜に発送されて今日17日午後には到着。DHLグッジョブ。

さっそくひん剥いて手に取る。初めて見る電子ペーパーの画面は思ったよりグレーがかっていて、色と質感は紙というよりも目の細かい砥石のよう。いや、黒ゴマプリン? 重量は390gと少々重く、版型と厚さが同じ本より「ずっしり」してるけど、剛性感も質感も高いからしょうがないかなあという感じ。

ACアダプタを接続して電源投入。おー、全くチラ付かない事もあって印刷にしか見えない文字が、なんか目の前で書き換わってるー。結構感動。
PCとUSBで接続すると内蔵メモリ*4が128MBのドライブとして認識されたので、早速手持ちのPDFを放り込んでみる。技術書*5を白黒2値600dpiでスキャンした、434ページ23.1MBのファイル。
…ヤバイ、普通に読める。というか読み易いし、使い勝手も思ったよりは悪くない。
いや、初めに開いた時は30秒ぐらい待たされて不安になったけど、普通に1ページごと読み進めたり戻ったりするのは1秒強しか掛からないからストレスに感じないのですよ。先読みしてるんだろうなあ。

ついでに、あまり使うつもりのなかったノート機能も試してみたけど、これが案外良い。筆跡が出るのがワンテンポ遅れる*6のに初めは戸惑ったけど、慣れるとスラスラ、紙のような感覚で書けます。
ほら、メモ帳に取った打ち合わせのメモとかって、その案件通して唯一電子化されてない、PCにまとめて保存しておけないデータで邪魔くさかったりするんだけど、この機能を使ってペーパーレス化しちゃえば解決じゃないすか。生産性向上間違いなし。はい採用決定。
更に、iRex社のサイトにアップロードされていた*7MyScript Notesっていう文字&図形認識ソフト*8を試したら、意外と認識率が高くてビックリ。俺の悪筆も結構正しく読めてます。外国産のソフトなのに何で(w。

というわけで初日の結論。PCでPDFを読む時みたいにページスクロールしまくったりサクサク文字列検索したりは出来ないから割り切りは必要。だけど書物をじっくり読むためのガジェットとしてはオススメできます。以上!